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斜面の崩壊確率

地盤の強度というのはかなりバラつきます。そこで、そのバラつきを逆手に取って、バラつきの中で安定計算を繰り返します。そうすると、安全率の頻度分布ができ、確率計算が可能になります。安全率が1.0 を下回る確率、即ち崩壊確率:PFを求めることができます。

早くて安い土質強度測定方法

土層強度検査棒を用いて行うベーンコーンせん断試験についてです。土検棒を使ったベーンコーンせん断試験で、土の強度のデータを早く安く取得することができるようになりました。

「急傾斜地」での安定計算

「急傾斜地の土砂災害警戒区域」があったとして、その場所の危険度はどのくらいでしょうか?今すぐにも崩れてしまうのか、今は大丈夫だけど雨が降れば危ないのか、、。そうしたときに、斜面の危険度を評価する手法として“安定計算”というものがあります。

避難計画作成の義務化

平成29年5月より浸水被害と土砂災害について、避難計画の作成と避難訓練の実施が義務化されています。対象は社会福祉施設、学校、病院などで、要配慮者利用施設としてくくられています。当然ながら、いざというときのために計画を立てておくことや、訓練をしておくのは大事なことです。

防災ビジネス

先日、NHKの朝ドラが最終回でした。飛び飛びで見ていたのですが面白かったです。簡単にその感想です。(以降、ドラマの内容にふれるのでネタバレがお嫌な方はご遠慮ください)

「土の中の水分量が高い」とは

大雨警報が出ているときにニュースキャスターの方が「土の中の水分量が高い状態なのでお気を付けください」と言っているのを聞くようになりました。地面を広範囲に計測しているのでしょうか。そんなことはなく、これは“土壌雨量指数”が高い、ということを指している文言と思われます。

土砂災害警戒情報のポイント

最近、特に目にする機会が多くなった土砂災害警戒情報についてポイントをまとめてみます。テレビやネットで伝えられるのは、市町村ごとに発表される警戒レベルと土砂キキクルの情報までです。そこから先の現地条件を考慮した判断は住民が行わねばなりません。