2021年8月14日、長崎~佐賀~福岡にかけて線状降水帯が発生しました。12日から14日にかけての豪雨で各地で被害が生じており、佐賀市内でも道路の冠水や河川の増水が発生しています。
降雨に対して被害が出てしまうということは、インフラの整備が足りていないということです。“数十年に一度”や“観測史上最大”という言葉を言い訳にしてはいけないと思います。もはや2~3年に一度の頻度で起こるもので、異常事態と呼べるものではなくなっています。
住民が“避難”という最後の手段を取らなくてもいいようにする必要があります。“避難”が普通のことになってしまうようではいけないです。
非常時の対処を考えると共に、平時においてはそもそも被害が出ないようにする準備や取り組みが必要です。それらは主に行政の役割ではありますが、住民の声や意識で動かしていくことも重要と考えます。