2021年08月一覧

土砂災害警戒情報のポイント

最近、特に目にする機会が多くなった土砂災害警戒情報についてポイントをまとめてみます。テレビやネットで伝えられるのは、市町村ごとに発表される警戒レベルと土砂キキクルの情報までです。そこから先の現地条件を考慮した判断は住民が行わねばなりません。

線状降水帯の発生 長崎〜佐賀〜福岡

2021年8月14日、長崎~佐賀~福岡にかけて線状降水帯が発生しました。12日から14日にかけての豪雨で各地で被害が生じており、佐賀市内でも道路の冠水や河川の増水が発生しています。降雨に対して被害が出てしまうということは、インフラの整備が足りていないということです。

土石流は“逃げる”しかない

テレビやネットで土石流が流下していく様子を目にされた方も多いと思いますが、土石流とは土砂と水が混合したものが、流路の岩や木を取り込みながら、谷沿いを流れ下っていく現象です。土砂を含んだ流れであることから密度が高く、直進性があり打撃力をもつという特徴があります。